フードバンク能登代表
上野 香苗
能登町出身
帰省中に令和6年能登半島地震で被災し約2週間の在宅避難生活を送りました。当時は断水していた為、雨水や雪を溜めて生活用水として使用し過ごしていました。
2月の下旬に再び帰省すると、発災直後と何ら変わりない町並みを見て復旧復興の道筋が見えず危機感を感じました。
そんな被災地の現状から被災地支援をすることを決意し、当時住んでいた北名古屋市からUターンし全国フードバンク推進協議会らの助けを借りながら、フードバンク能登を立ち上げ被災地支援活動に携わっています。
復旧・復興はまだまだ道半ばと感じますが、古くから伝わる”能登は優しや土までも”という言葉にあるようにノスタルジーを具現化したようなこの地域で、ゆっくりでも能登らしく復興へ進んでいく事を願いながら活動しています。
フードバンク能登スタッフ
浅井 由香里
加賀北部在住
約1時間半程かけてフードバンク能登まで通勤しています。
2年前まで富山県に住んでいましたが、能登の里山里海の景色が好きでよく能登を訪れており、前職の運転手の仕事でも能登へ行く事が多かったです。
発災時は自宅にて震度5の地震に遭い、地震後テレビに映し出された甚大な被害を受けている能登の光景にショックを受けました。
自分にとって能登は気軽に行ける憩いの場であり、プライベートでも仕事でも元気をもらっていた場所だったため、何か少しでも力になれることはないだろうかと思い、発災間もない頃から能登半島最先端の珠洲市へ往復約230kmの道のりを通い被災地支援に携わっていました。
現在はフードバンク能登で食支援という観点から被災地支援を継続しています。
フードバンク能登
オリジナルキャラクター
『ノモリン』
石川県能登半島の形をしたヤモリの一種。「家の守り神」「幸運のシンボル」としてフードバンクの食べ物を守り神として安全に守り続けてくれるように願いを込められて生まれました。